<テクニック編> 3.エクスポート・インポート機能のおさらいと、暗号化機能

今回はインポート・エクスポート機能をおさらいします。
これは以前、設定の一部をまとめて変更や修正する際に使いました。
注文予約の一括変更・修正方法

また少し前にも、戦略ショップで戦略を購入した際に、自分のオートレにインポートさせて使いますというお話もいたしました。
オートレ戦略ショップについて

ただ、大変大切な機能にも関わらずこちら独立で説明していなかったため、ここであらためてひとつの記事としてご説明いたします。
一括変更・修正のおさらいですね。

このページを使います。

ここで、自分のパソコンへの出入力が行えます。

【エクスポート機能】
・戦略設定を一括で変更したい
・今はもう使わなくなった設定を、パソコンに保存しておきたい

そんなときにはエクスポート機能を使ってください。

  1. まずはエクスポート対象の設定にチェックマークをいれます。
    今回は1件目にチェックをしました。
    一番上にチェックをいれると、すべての設定が対象になります。
  2. エクスポートボタンを押します。

すると、次の画面が開きます。

自分でわかりやすい名前を登録し、エクスポートを実行します。
その後出力されたデータを確認しましょう。

修正を加えずただ保存する場合は、それだけでOKです。
ドキュメントのダウンロードファイルに保存されます。

もしも変更修正する場合は、テキストエディタを使ってください。
メモ帳でも大丈夫です。
Googleのドライブノートパッドを利用したやり方は、前回の注文予約の一括変更、修正方法でお知らせしたので、今回はメモ帳でやってみましょう。

さて、メモ帳を開くとこのようになります。

右にずっとスクロールしていくやつです。
細長いですね。

データを変更しない場合は、このまま保存してください。
もしも修正を加える場合は、この画面で修正してください。その場合、置換機能が大変便利です。

現在この設定は

となっているので、
時刻を朝イチから「15:14~15:15」に変更してみましょう。

置換機能を利用して、

「8:44→15:14」
「8:45→15:15」

に置換します。

そして変更を保存すればOKです。

ここで注意していただきたいのが、オンラインエディタを使っているときに、再びインポートする場合です。
パソコン内のテキストエディタをご利用の場合は、このままデータ保存しオートレにインポートすればよいのですが、上記の場合は、忘れずにダウンロードを行ってください。

【インポート機能】
・オートレ戦略ショップで購入した戦略を使う
・修正したデータをオートレくんに移動する
・以前利用していたデータを、オートレくんで再度利用する

これらの場合は、インポート機能の出番です。
それではオートレにインポートしましょう。

ファイルを選択します。

ダウンロードファイルの中から、対象のものを選んでください。
(戦略ショップで購入したデータも、忘れずダウンロードしてくださいね)
確認ボタンを押すと、内容が開きます。

選択した注文予約の内容を確認できたら、インポートボタンを押します。
これで完了です。

時刻の変更ができました。

このインポート機能で注意していただきたいのが、設定は書き保存ではなく、追加で保存されるということです。
修正前と修正後のデータがともに存在しているので、いらないものはご自分の手で削除してください。
また、追加された際は「無効」となっていますので、手動で「有効」に切り替えてくださいね。

さて、次にタイトルにあります「暗号化」についてです。
この機能は、設定をどなたかと共有する際、

戦略は使わせたいけど内容は知られたくないという場合にお使いください。

「なぜ何のためにそんなな設定が必要に?」と思われるかもしれませんが、第三者に販売することを考えると、必要な設定です。

戦略を自分ひとりで使うにはまったく利用しない機能ですが、第三者を介するときに、このような機能もあるよと記憶の片隅に置いておいてください。

やりかたはとても簡単です。

この画面から、暗号化したい設定を選び、エクスポートボタンを押します。

「暗号化する」にチェックをいれておくだけです。

もしも利用者を限定して使わせたいときには、利用者のメールアドレス(オートレに登録済のもの)を下の欄に登録すれば、その方が使えるようになります。

「エクスポートを実行」ボタンを押せば、それで完了です。
内容の変更・修正等はいっさい行わないので、テキストエディタも不要です。
ドキュメントのダウンロードファイルに保存されているので、内容を確認してみましょう。

ちなみに暗号化前の設定はこちら。

エクスポートし、暗号化されたものがこちら。

とてもミステリアスになっていますね。

変更できるのは「有効・無効」、「シミュレーション・実売買」の切り替えと、銘柄名、数量のみです。

素晴らしい戦略が見つかり戦略ショップにご出品の際は、ぜひご利用ください。

    1. 一括で有効・無効の切り替え・取り消し・優先順位の入れ替え
    2. 注文予約の一括変更、修正方法
    3. エクスポート・インポート機能のおさらいと、暗号化機能